床暖房対応の三層フローリングについて
床暖房システムは、電気式(熱源に電気を利用する方式)と、温水式(ガスなどで沸かした温水を熱源として利用する方式)に分かれます。
一般的に、フローリングへの負担は温水式の方が大きいと言われていますが、ie-monの三層フローリング「ジャイロオーク」は温水式を基準としていますので、
電気式・温水式いずれの場合でもご使用いただけます。
当社の床暖房対応三層フローリングは低温水式床暖房システムメーカーのテストデータに基づきます。
床暖房システムにつきましては、こちらのページをご確認ください。→低温水式床暖房【うらら】
当社の床暖房対応三層フローリングは温水床暖房試験を第三者機関で実施しています。
■施工業者様へのお願い
床暖房はいくつかの施工区分によって成り立っています。
下地の構造・仕上げ材の種類によって、床暖房パネルの種類が変わる場合があります。
床暖房メーカーのカタログをご確認いただき、正しい組み合わせで施工されるようお願い致します。
低温床暖房について
床暖房は床下温度50℃までの低温タイプの電気式床暖房(フィルム・PTC)または温水式床暖房を推奨しています。
【温水マット式床暖房】
パイプを内蔵したマットなどを床下に敷設しガスや灯油などで温めた温水を循環させて暖房する仕組みになっています。
【電気式床暖房】
床下材に発熱帯を内蔵して電気を通し床を暖めます。蓄熱タイプ、PTC、電熱線ヒーターなど種類があります。
施工時の注意点
※床下温度50℃までの温水タイプであれば捨て貼りを省略してもかまいませんが、床表面温度が28℃~30℃程度になるよう低温運転をしてください。
施工後の注意点
温度設定を急激に上げることはフローリングに負荷を掛けることになるためお控えください。また、限度を超えての使用は反り・割れなどの不具合が生じる恐れがございます。