フローリングのお手入れ、どうする?
ウレタン塗装、UV塗装
【 日頃のお手入れ方法 】
① 表面のゴミやホコリを掃除機や箒で取り除きます。
② 雑巾で乾拭きします。
③汚れがある場合は、雑巾を水に濡らし、固く絞ってから拭き取ります。
【 定期的なお手入れについて 】
日頃のお手入れ方法と変わりませんが、落ちにくい頑固な汚れは、中性洗剤を含ませ固く絞った雑巾で拭き取ります。
洗剤を使用した場合は、洗剤成分が残らないように、水に濡らして固く絞った雑巾で拭き取ってください。
その後、乾いた雑巾で乾拭きをします。
その他注意点
・ ワックスをかける際は、無垢フローリングに使用できる製品かどうかを確認し、ワックスの取扱説明書をよく読んでからご使用ください。
・ 再度塗装をする場合は、目立たない所で試し塗りをしてから行ってください。塗装の失敗に繋がりますので、厚塗りにならないようご注意ください。
・ 洗剤や薬品等を使用する場合は、必ずそれらの使用上の注意をよく読んで、目立たないところで試してからお使いください。
オイル塗装
【 日頃のお手入れ方法 】
① 表面のゴミやホコリを掃除機や箒で取り除きます。
② 雑巾で乾拭きします。
【 定期的なお手入れについて 】
再塗装をすることで汚れをつきにくくし、ツヤも出て長く美しさを保つことができます。
頻度 : 年1回
① 表面のゴミやホコリを掃除機や箒で取り除きます。
② 雑巾で乾拭きします。
③ 気になる汚れがある場合は、専用ワックスクリーナー等を利用して汚れを拭き取ります。ひどく汚れている時は、まず、#180程度のサンドペーパーを使い汚れやシミを削り取ってください。その後、#240~320のサンドペーパーで徐々に細かい目のサンドペーパーを用いながら表面を整え、削った箇所を再塗装します。ムラがでる恐れがありますので、削りすぎにご注意ください。
④ 再塗装をします。マスキングテープなどで建具などを保護し、少量ずつ塗料を乾いた布などに取り、薄くすり込むように木目に沿って塗り込みます。べたつきの原因となりますので、 塗り過ぎにはご注意ください。
⑤最後に、表面に残った余分な塗料を拭き取り、自然乾燥させます。
※毛羽立ちやシミの原因になりますので、UV/ウレタン塗装用のワックスは使用しないでください。
※塗装に使用した布は、まれに自然発火する恐れがあります。十分に水に濡らしてから処分してください。
※塗装時、塗装後は換気を十分に行ってください。
その他注意点
・ オイル塗装はオイル成分を木に含侵させる塗装方法で、塗膜がありません。そのため水分を吸収しやすくなっています。
・ 水分を吸収すると、シミ、汚れ、表面の毛羽立ちや膨張、白濁の原因になる場合があります。
・ コーヒーや醤油などの色のついた液体の場合は、なかなか落ちなくなってしまう場合があります。
自然塗料での塗装
【 日頃のお手入れ方法 】
① 表面のゴミやホコリを掃除機や箒で取り除きます。
② 雑巾で乾拭きします。
【 定期的なお手入れについて 】
・ 床・水廻りは6ヶ月~年1回ワックスがけをしていただくと 床板や木材を強力に保護し、長い間、美しくご使用いただけます。
・ 腰・壁・天井は特にメンテナンスの必要はありませんが、1~2年に1回ワックスがけをすることをおすすめします。
・ 汚れは#240のサンドペーパーをかけるか、中性洗剤を木部に泡立ててタワシでこすり、布等で拭き取ってから同じ塗料を薄く塗ってください。
・ 傷がついた場合も、#240程度のサンドペーパーをかけ、上記同様に塗ってください。
・ 塗装面木部がへこんだ場合(柔らかい樹種)、濡れタオルなどを置いた上からスチームアイロンで蒸気を当てると、ある程度元に戻ります。(※但し深い場合は戻らない事もあります)
無塗装
【 日頃のお手入れ方法 】
① 表面のゴミやホコリを掃除機や箒で取り除きます。
② 雑巾で乾拭きします。
【 定期的なお手入れについて 】
① 表面のゴミやホコリを掃除機や箒で取り除きます。
② 雑巾を水に濡らし、固く絞ってから拭き取ります。フローリングが水分を吸うと、表面がざらつき、毛羽立ちやムラの原因になります。水拭きの際は、十分に雑巾を絞ってから拭き取るようにしてください。
③ 雑巾で乾拭きします。
その他注意点
・ こすりすぎると表面がささくれ立つ場合がありますのでご注意ください。
・ 汗などが垂れるとシミの原因になるので、夏場は特にご注意ください。
・ フローリングにご自身で塗装を行っている場合は、ご使用になった塗料/ワックスの「取扱説明書」をご確認ください。
・ 無塗装フローリングに市販のワックス等を直接塗布した場合、フローリングが水分を吸収し、表面のざらつきや毛羽立ちの原因となる場合があります。
・ 無塗装の状態でご使用になった後でオイルを塗ると、汚れが浮き出る場合があります。
・ 液体をこぼしてしまった場合など、そのまま拭き取らずに放置しておくと、ケバ立ちや膨張が発生する場合もあります。
・ 無塗装フローリングの保護として何かの塗装を施していただくことをお勧めします。